私どもFホールディングスグループは、グループビジョンに基づいた経営方針のもと、食品ならびに弁当・おにぎり・惣菜等の加工食品の製造・開発事業を中心に、幅広い事業活動を通じて、安心・安全かつ新しい食の感動を創造することにより、お客様に選ばれ続ける企業グループを目指しております。
2014年に設立したFホールディングスは、大きく三つの目的をもって設立された持株会社であります。1つ目は、Fホールディングスがグループ全体の経営戦略の策定や資金調達等を統括することで、経営と資本を分離し、グループ全体をよりパブリックで永続性のある企業体へ成長させることでございます。2つ目は、自主・自立・独立性の醸成であります。各事業会社がそれぞれの意思をもって経営を推進することで、意思決定の迅速化を図る狙いがございます。最後に、こうした取り組みを通じた、全社最適化を目的にしたシナジー効果の醸成であります。フジフーズが40年以上に渡り培ってきたノウハウや技術、イノベーションを他の事業会社と掛け合わせることで、相乗効果を生み、持続的かつ健全な成長を目指してまいります。
創業以来、私どもの成長を支えてきたのは「イノベーションを含んだ技術開発」に他なりません。企業理念である“よりの追求”を社訓とし、より多くの人が手にすることができる食材を、よりおいしく提供できる技術の開発に心血を注いでまいりました。社会・経済の構造が世界的に大きな転換期を迎え人々の価値観やニーズが多様化する中で、私どもは、未来の食文化を創る覚悟で、さらなるイノベーションへ挑戦し続ける総合複合食品企業を目指してまいります。
皆さまにおかれましては、引き続き私どもFホールディングスグループに対する一層のご理解とご支援を賜りたく、宜しくお願い申し上げます。